iPhoneの写真アプリが起動しなくなった
この記事は2012年に作成された記事です。参考程度にしてください。
iPhone3GS iOS4.2.1 JBの標準写真アプリを起動するとすぐに落ちるようになった。
復元すればおそらく直るけど、脱獄してるから復元したくない。
頑張れば直せるだろうと思って頑張ったから手順をまとめてみる。
※JBしていることが前提です。してないひとは躊躇わずに復元しましょう。
〜落ちる原因〜
次の3つが考えられる
写真を撮影すると「//var/mobile/Media/DCIM/100APPLE」に999枚まで保存されて1000枚目は101APPLEというフォルダが作られて保存される。
しかし、原因は不明だが、空のフォルダが作られる場合がある。
この空のフォルダが怪しい。
写真アプリを開いた時に表示される各画像のサムネイルが「//var/mobile/Media/PhotoData/100APPLE」に保存される。
1枚の画像に対してBTHファイルとTHMファイルが作られる。
DCIMに保存されている画像全てにこの2つのファイルが必要なはず。
サムネイルが無いと表示できないはずだから怪しい。
「//var/mobile/Media/PhotoData/Photos.sqlite」はDBで、どの画像がどのフォルダに入っているか保存されている。
この中身が間違っていると画像を開けないから怪しい。
〜解決策〜
怪しい画像とサムネイルとデータベースを全部削除して初期状態に戻してやれば、iOSが勝手にデータベースを新しく作ってくれる。
〜必要な物〜
i-FunBox(無料)
http://www.i-funbox.com/
〜手順〜
0. iPhoneに入ってる画像はローカルにバックアップしておく。
1. iPhoneをPCと接続してi-FunBoxを起動する。
2. //var/mobile/Media/DCIM に移動して、100APPLEの中身と100APPLE以外の1**APPLEフォルダを削除する。
3. //var/mobile/Media/PhotoData に移動して、100APPLEの中身と100APPLE以外の1**APPLEフォルダを削除する。
4. //var/mobile/Media/PhotoData のPhotos.sqliteとPhotosAux.sqliteをローカルにバックアップをとり削除する。
5. 安全な取り外しをしてiPhoneをリブートし写真アプリを起動する。
6. 成功してたらバックアップしておいた画像をiTunesを使って同期する。
〜問題点〜
この手順で写真アプリは起動するようになったが、画像を保存したところ100APPLEではなく103APPLEに保存された。102APPLEは作られなかった。
挙動がまだおかしいからいつ再発するかわからない。